3Dモデラボ カーデザイン コンテスト 2016 結果発表!!

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3Dモデラボ カーデザイン コンテスト 2016」にご参加いただき、誠にありがとうございました。コンテストにエントリーいただきました作品を対象に厳正なる審査を行い、「Fusion 360賞 最優秀作品」(1作品)、「3Dモデラボ賞 最優秀作品」(1作品)の選出が完了いたしました。

また、惜しくも最終選考で敗れた優秀作品の健闘をたたえ、「Fusion 360敢闘賞」と、「3Dモデラボ賞 準優秀作品(モデラボ賞 第2位、第3位)」「3Dモデラボ敢闘賞」を併せて表彰いたします。

 

まずは、「Fusion 360賞 最優秀作品」と「Fusion 360敢闘賞」の発表です。

¶ Fusion 360賞 最優秀作品
 作品名「TMW “COCO” WRC」/作者:The Maruta Works さん

Fusion 360賞 最優秀作品に選ばれたのは、The Maruta Works さんの作品「TMW “COCO” WRC」でした! おめでとうございます。

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⇒「TMW “COCO” WRC」の作品ページはこちら

藤村祐爾氏

藤村祐爾氏

オートデスク株式会社 藤村祐爾 氏からの評価コメント:

ボディーに関してはFusion 360を活用いただいた作品の中では、これ以上ないくらいの完成度だと感じました。ロゴなどをデカールとして丁寧に貼り付けてある点や、細かなディテールも素晴らしいと思います。次回作ではFusion 360のハイブリッドモデリングを活用いただき、ぜひシャシーやホイールなどもオリジナルで固めていただきたいと思います。

Fusion 360賞 最優秀作品賞を受賞したThe Maruta Worksさんには、「Reebok インスタポンプ フューリー Fusion 360エディション」を贈呈いたします!

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Reebok インスタポンプ フューリー Fusion 360エディション 出典:リーボック

¶ Fusion 360敢闘賞(8作品)

「Fusion 360敢闘賞」に選ばれた作品は以下の通りです。敢闘賞の皆さんには、『Fusion 360操作ガイド ベーシック編』『Fusion360操作ガイド アドバンス編』のいずれかをプレゼントいたします。

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作品名 作者(敬称略) 審査員コメント 賞品
K.626 Requiem にしけん シンプルな形状がすてきにまとまっていてとてもよいと思います。この形状であれば、Fusion 360のスカルプトで10分ほどでモデリングできてしまうと思いますので、ぜひ次回作にはFusion 360をご利用いただき、さらにディテールが詰まった作品を見たいと思いました。 ベーシック編
ねこちゃん車 ももぱぱ 娘さんの絵をそのまま3D化するというとても難しいプロジェクト(笑)を見事に成し遂げられた作品だと思います。次回は一体どんな作品が飛び出すのかとても興味がわく作品ですね♪ ベーシック編
Pomme(ポム) りんご銃 ソリッドモデラーであるSolidWorksで車を作成するのはとても大変な作業だったと思います。ぜひFusion 360のスカルプトをマスターいただき、曲面を多用したモデリングにもチャレンジしてみてください。 ベーシック編
ガンセキスポーツ Initial_K 石をモチーフにしてデザインに生かす手法は以前にもありましたが、きちんと3Dスキャンした計測データをそのまま形状として生かし、3D空間の中で形状を検討されているのは素晴らしいと思います。次回はぜひFusion 360のソリッドモデリングなどとAliasを組み合わせて、ハイブリッドモデリングされた作品が見たいです。 ベーシック編
COCOON わかめん デザインがすっきりしていてイメージがすっと入ってくる良い形だと思います。Fusion 360のポリゴンモデリングとソリッドモデリングを組み合わせればかなり上質なデータを作成いただけそうなので、次回作はぜひFusion 360でお願いいたします。 ベーシック編
青いスポーツカー yuu Fusion 360をご利用いただきありがとうございます。T-Splineを使用したことが手に取るように分かるモデリングで意欲的だと感じました。良い意味でさらにモデリングスキルを高めていただきたく、Fusion 360操作ガイド アドバンス編をお送りいたします。 アドバンス編
グラストップハッチ プロトK Fusion 360をご利用いただきありがとうございます。これぞ車というまとまった形で素晴らしいと思います。ぜひT-Splineをマスターいただき、さらにエッジの立った作品を拝見したいと思いましたので、Fusion 360操作ガイド アドバンス編をお送りいたします。 アドバンス編
アオクろ・カー ももぱぱ Fusion 360をご利用いただきありがとうございます。よく見るとあそこにもここにもいろいろなドレスアップやディテールが追加されていて、さまざまな角度から眺めてみたくなる作品ですね。次回作ではさらに高度なモデリングをご披露いただきたく、Fusion 360操作ガイド アドバンス編をお送りいたします。 アドバンス編
表1 Fusion 360敢闘賞(8作品)

 

 

続いて、「3Dモデラボ賞 最優秀作品」と「3Dモデラボ賞 準優秀作品【第2位・第3位】」「3Dモデラボ敢闘賞」の発表です。

¶ 3Dモデラボ賞 最優秀作品
 作品名「ガンセキスポーツ」/作者:Initial_K さん

3Dモデラボ賞 最優秀作品に選ばれたのは、Initial_K さんの作品「ガンセキスポーツ」でした! おめでとうございます。

⇒「ガンセキスポーツ」の作品ページはこちら

根津孝太氏

根津孝太氏

znug design 取締役 根津孝太 氏からの評価コメント:

岩石をスキャンして造形の原点にするというアプローチが非常にユニークです。それをただ生々しく仕上げるのではなく、しっかりと自動車の造形として昇華している点もすばらしいですね。

3Dモデラボ賞 最優秀作品賞を受賞したInitial_Kさんには、1/10 電動RCカーシリーズ No.626「ライキリGT(TT-02シャーシ)」(サイン入り)を贈呈いたします。

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1/10 電動RCカーシリーズ No.626「ライキリGT(TT-02シャーシ)」 出典:タミヤ

¶ 3Dモデラボ賞 準優秀作品(2作品)、3Dモデラボ敢闘賞(9作品)

「3Dモデラボ賞 準優秀作品(第2位・第3位)」「3Dモデラボ敢闘賞」に選ばれた作品は以下の通りです。なお、根津孝太さんのご厚意により、3Dモデラボ賞 第2位の方には「入賞作品のサイン入りイラスト」を、第3位の方には「ミニ四駆 アストラルスター(メッキボディー)」を贈呈いたします。また、敢闘賞9作品の皆さまには、znug designのオリジナルステッカーをプレゼントいたします。

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● 3Dモデラボ賞 準優秀作品(2作品: モデラボ賞 第2位、第3位)

作品名 作者(敬称略) 審査員コメント
2位:GLORY EDGE The Maruta Works 造形としてのハデさは控えめですが、自動車造形の基本をきっちりとおさえて、バランスよく美しくまとめていて、とてもすばらしいです。車両イメージにマッチしたレンダリングもいいですね。
3位:Rouint サデ 前進感のあるカタマリでかっこよくまとまっています。多層的な構成のリア周りも見応えがあります。自分が欲しいクルマを作る! という強い思いもよいですね。手描きスケッチもステキです。
表2 3Dモデラボ賞 準優秀作品(モデラボ賞 第2位、第3位の作品)

● 3Dモデラボ敢闘賞(9作品)

作品名 作者(敬称略) 審査員コメント
VICTREAM やなぎや 流麗で破綻のない曲面で、美しくまとまっています。ミニ四駆らしいかっこよさが前面に出ているのもすばらしいです。マシンの特徴がちゃんと伝わるように吟味されたレンダリングもよいですね。
Pomme(ポム) りんご銃 独特なカタマリ感で「悪カワイイ(?)」不思議な魅力を放つ一台。強いキャラクター性をもった自動車の可能性を感じさせてくれます。ちょっと寂れた感じの背景とマッチしたレンダリングもステキ。
Imagilis KEI リアフェンダー周りにレイヤー構成のトレンドを取り入れながら、かっこよくまとめた1台。3Dプリントしてモデルとしても美しく仕上げていますね。レーシーな雰囲気のグラフィックスも秀逸。
アオクろ・カー ももぱぱ 娘さんの自由な発想のスケッチをきちんとしたモデリングに仕上げていてすばらしいです。「お父さん、そうじゃないって!」という厳しい声の成果で(?)、とてもかわいらしいマシンになりました。
DINO おれくえ 恐竜モチーフの楽しいホットロッド。カタチも面白いですが、爬虫類特有の肌を再現したモデリングがとてもユニーク。かなり恐竜なのに、自動車として破綻してないのもいいですね。
FLAME-DRAGON 田中製作所 「炎」の漢字がモチーフの「主人公マシン感」がハンパないマシン。「火」のマシンからの進化という設定に厨二萌え。強いモチーフを用いながら、かっこよくボディーをまとめている点もすばらしい。
bitArmor-UN やなぎや ドアの開き方や分割構造のボディーなど、極限環境での使用をきちんと想定してデザインしている点がすばらしいですね。「よく集まった」で始まるストーリーもワクワクして楽しいです。
cargo -籠- わかめん 日本古来の籠をモチーフに、床面が地面とほぼ同じ高さまで低くなるというアイデアが秀逸。都市交通の在り方として、新しい時代の路面電車としての可能性も感じさせるすばらしいコンセプト。
COCOON わかめん しっかりした造形でレンダリングもとても美しいです。インテリアに着目している点もすばらしく、自動運転を想定した、1枚に連なるシートのアイデアもとても斬新でユニークですね。
表3 3Dモデラボ敢闘賞(9作品)

 

¶ コンテスト総評(znug design 根津孝太 氏)

根津孝太氏

根津孝太氏

znug design(ツナグ デザイン) 取締役 根津孝太 氏

エントリーしてくださった皆さん、本当にお疲れさまでした。どの作品も非常にレベルが高く、選考に苦労しました。

最近は、便利なツールが世の中にたくさん登場して、誰でもモノづくりに挑戦できる環境が整ってきました。ただ、人の心に響く/強く印象に残るような作品を作るには、「カッコイイものを作るんだ!」という強い思いを持って、どれだけ情熱を傾けることができるかだと思います。便利なツールの登場はモノづくりを始める1つのきっかけであって、最終的には「情熱」。これが一番大事だと思います!

そういう意味で、今回応募していただいた作品はどれも「情熱」を感じられる素晴らしい作品ばかりでした。通常の製品開発とは異なり、大人の事情による制約などがない、ある種“自由”な条件の中で、アイデアを練り、自分の作品の魅力を最大限に引き出そうという皆さんの努力に脱帽しました。

ボクはプロとして自動車のデザインをしていますが、皆さんの作品の素晴らしさに“脅威”を感じました。プロだからといってウカウカしていられませんよ、本当に! 皆さんに負けないよう、自分ももっと頑張っていかないといけないなぁと、あらためて思った次第です(笑)。

根津孝太氏

審査の様子

¶ スポンサー企業・協賛企業

オートデスク様より:「Autodesk Fusion 360」は今までにない3D CAD/CAM/CAEツールです。製品開発に必要な全てのプロセスを、クラウド上のプラットフォームでつなぐことができます。MacとWindowsの両方でご利用可能です。詳しくは日本語公式サイトをご覧ください。

¶ 主催

3Dモデラボ(アイティメディア株式会社)